ガラス水槽の特徴と注意点を解説
レビュー・口コミ サーチ.com
レビュー・口コミサーチ.com
投げ込み式フィルターのメリットとデメリット
レビュー・口コミ サーチ.com
投げ込み式フィルターのメリット
エアリフト方式であればエアーポンプを用意してエアーチューブでつないで水槽に入れるだけでよく、電動ポンプ方式の場合もポンプと濾過槽が一体となっているのでそのまま水槽に入れるだけOKです。
簡単に導入ができるので初心者にもおすすめできるフィルターです。
小型水槽であれば十分な濾過能力がある投げ込み式フィルターの純正ろ材を使用する場合は、エアリフト方式、電動ポンプ方式ともにほとんどの製品でウールマットやスポンジなどが使われており、水中のごみをキャッチする物理濾過と、ろ材に住み着いたバクテリアにより有機物の分解・無害化の両方が行われます。
投げ込み式フィルターは濾過層の容量が小さい製品が多いためバクテリアの数も少なく、大きな水槽で魚をたくさん飼育するのは少し厳しいですが、小型水槽で少数飼育であれば十分な濾過能力があります。
投げ込み式フィルターは水槽内に設置するので、水漏れのリスクがほとんどありません。
小型水槽であれば投げ込み式フィルター単独での使用でも問題ないことが多いので、安全性を強く求める方にもおすすめできるフィルター・濾過装置です。
エアリフト方式の投げ込み式フィルターではエアーポンプを使用していますので、排水口付近の水面が揺れたりすることにより、酸素供給効果が期待できます。
投げ込み式フィルターでの酸素供給は、小型の水槽であれば酸素が水槽全体に十分いきわたります。
投げ込み式フィルターは値段も安く、簡単に導入することが可能なため、サブフィルターとしても優秀です。
投げ込み式フィルターのデメリット
投げ込み式フィルターは濾過効率も良く、決して能力が低いフィルターではないのですが、水槽内に入れて使用するということもあって濾過容量が小さい製品が多いのが問題です。
入れられるろ材の量が少ないと定着できるバクテリアも少なくなるので、大きい水槽や飼育密度が高い水槽などでは濾過不足による水質悪化が起こる可能性があります。
また、水槽の大きさに対して、エアリフトや電動ポンプによる水槽内の水の循環量が少なすぎる場合は濾過効率が低下したり、酸素を含んだ水が水槽全体に十分に行きわたらなかったりします。
このような場合は、容量が大きい製品を使用したり、投げ込み式フィルターを複数設置したり、上部式フィルターや外部式フィルターなど、他のフィルターや濾過装置も併用して使用するなどの対策をする必要があります。
投げ込み式フィルターは水槽内に設置するので目立ってしまうことが多いです。
特に小さい水槽の場合は水草や流木などで投げ込み式フィルターを隠すことができないのでどうしても目立ってしまいます。
エアリフト方式の投げ込み式フィルターを使用すると、水面が泡で揺らされることによりせっかく溶けた二酸化炭素が抜けてしまいます。
そのため、二酸化炭素添加効率が著しく悪くなりますので、二酸化炭素を添加している水草水槽の場合は、密閉空間内で空気に触れずに濾過ができる外部式フィルターを用いるのが良いです。
ただし、この場合は酸素の供給効率は落ちますので、酸欠にならないように生体の飼育密度を低くするなどの対策をしておく必要があります。
投げ込み式フィルターは決して能力が低いフィルターではありませんが、水槽内に入れるため濾過容量が小さい製品が多いことが課題です。特に大きい水槽や飼育密度が高い水槽では、濾過不足による水質悪化のリスクがあります。このような場合は、容量が大きい製品を使用したり、複数の投げ込み式フィルターを設置したり、他のフィルターや濾過装置と併用することで対策を講じる必要があります。
さらに、投げ込み式フィルターは水槽内に設置されるため、目立ってしまうことがあります。小さい水槽では隠す余地がないため、美しい水中景観を損なわないようなデザインの製品を選ぶことが重要です。
エアリフト方式の投げ込み式フィルターは、水面が泡で揺らされることにより二酸化炭素が抜けてしまうという問題もあります。二酸化炭素を添加している水草水槽の場合は、密閉空間内で空気に触れずに濾過できる外部式フィルターを使用することが望ましいでしょう。ただし、酸素供給効率の低下による酸欠対策が必要です。
これらの問題点を解決しつつ、投げ込み式フィルターの利点を活かすためには、水槽のサイズや使用目的に合わせた慎重な選択と適切な補完策が求められます。水槽愛好家は、様々なフィルターの特性や機能を理解し、最適な濾過システムを構築することで、美しい水中世界と健康な生態系を維持してアクアリウムを楽しむことができるでしょう。
ABOUT ME
小学生の頃から30年以上アクアリウムをしています。
メダカや金魚、熱帯魚や水草水槽、海水魚水槽やサンゴ水槽などの様々なジャンルのアクアリウムの情報をお届けします。
アクアリウム製品の紹介や商品レビューなどもしていきますのでよろしくお願いいたします。
