アクアリウムの基礎知識

アクリル水槽の特徴と注意点を解説

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アクリル水槽の特徴


アクリル水槽はその名の通りアクリルを用いて作られた水槽のことです。


アクリルの板を接着することにより製作するのが一般的です。

ガラス水槽よりも透明度は高く、水槽内が非常にきれいにクリアに見えます。

また、アクリル厚が増しても透明度は大きく変わりません。

私も初めてアクリル水槽を買ったときはその透明度の高さにびっくりしました。

その点から、アクリル水槽はインテリア水槽としても非常に有用であると思います。

アクリル水槽は透明度が高くインテリア水槽としても非常に有用アクリル水槽はある程度の衝撃にも強く、ガラス水槽のように簡単には割れません。

勢いよくぶつけたり落としたりすると、傷がついたり欠けたり割れたりすることはありますが、ガラス水槽のように破片が粉々に飛び散ったりはしません。

ですので、地震が多い日本ではガラス水槽よりもアクリル水槽のほうが安心して使用できますし、小さなお子様がいる世帯でも安全性の観点から好んで使用されています。

アクリル水槽の値段


アクリル水槽はガラス水槽に比べて高価です。

水槽のサイズによって価格が異なり、30cm以下の水槽でも5000円から1万円程度、60cm規格水槽では1万4000円程度からになります。

アクリル壁厚が増すほど強度は増しますが、価格も高くなります。

アクリル板の接着方法によっても値段が異なるため、注意が必要です。


アクリル水槽の寿命
アクリル水槽の寿命は長く、最低でも5年以上であり、15年以上使えたりするものもあります。

ガラス水槽と同様に、アクリル板の接着部に剥離や亀裂が発生し、水が漏れると使用不能になります。

ただし、水槽の大きさや水深に応じた適切な壁厚の水槽であれば、接着方法の種類や構造によらず水漏れはそうそう起こらないと思います。

定期的に水槽の接着部付近を点検し、水漏れが発生する前に5年から10年に1度は水槽を新しいものに交換するのが理想です。

溶剤接着と重合接着


アクリル水槽はアクリル板をつなぎ合わせて作成されていますが、その接着方法には溶剤接着と重合接着の2種類があります。

溶剤接着は市販のアクリル水槽ではよく使われる接着方法です。

接着部分にアクリルを溶かす薬品(アクリル溶剤)を塗って互いのアクリル板を接着します。

この方法は一般的なアクリル板工作においても使用される方法で、アクリル溶剤も市販されています。

溶剤接着はコストが安く、簡単な接着方法でありながらある程度の強度があります。

しかし、接着面付近にクラックや気泡が入ることがあり、経年劣化で剥離が起きることもあります。

とはいえ、接着の強度は十分であり、私が使用しているアクリル水槽もほとんどが溶剤接着のものですが、今まで使用してきて一度も水漏れは経験がありません。

10年近く使用しているものでもまだ大丈夫かなという感じです。

重合接着とは、アクリル板の接着部分にアクリルモノマーを流し入れ、接着する方法です。

この状態で重合開始剤を使用したり熱処理をすることによってモノマー(単分子)同士が結合してポリマー(重合体)になり、固まります。

フランジ加工


アクリルは柔軟性のある材質ですので、ほとんどのアクリル水槽ではフランジ加工により補強が行われています。

フランジとは、水槽の縁の1周をアクリル板で囲むように補強を入れる加工のことです。


フランジはリブと呼ばれることもあります。

これにより水圧でアクリル板が外側に膨らむのを防ぐことができ、強度も強くなります。

この加工はほとんどのアクリル水槽に施されており、補強効果だけでなく、地震時の水こぼれの防止やフタがのせやすいなどのメリットがあります。

センターフランジは、水槽の縁一周だけのフランジでは強度が足りない場合の補強であり、中型から大型水槽では採用されることが多いです。

水槽の中央の奥行方向に数センチから12cm程度のアクリル板で橋渡しをするように補強します。

このセンターフランジはセンターリブと呼ばれることもあります。

120cm水槽以上では、さらに強度を上げるために複数のセンターフランジを使用する場合もあります。

大きな流木など、大型のレイアウト用品を入れたい場合、センターフランジが邪魔で入らないこともありますので、購入前に水槽の開口部の大きさを確認しましょう。

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アクアリスト
小学生の頃から30年以上アクアリウムをしています。 メダカや金魚、熱帯魚や水草水槽、海水魚水槽やサンゴ水槽などの様々なジャンルのアクアリウムの情報をお届けします。 アクアリウム製品の紹介や商品レビューなどもしていきますのでよろしくお願いいたします。
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